CRED Sensation！検証・日垣隆クレドの闇（ユメノトビラ）

日時：3日目（2014年8月17日/日曜日）10:00〜16:00
サークル配置場所：東ホール　Q25a
サークル名：カフカールナ！

サークルの詳細については、コミケカタログ（Web）なども御参照下さい。

　・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録〜日垣隆研究報告〜」、「日垣隆（Wikipedia)」、「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。
　・当ブログへの御意見・御感想は、下記のメールアドレスまで御連絡下さい。
kafkaesque1924@gmail.com

●日垣隆の会員制クラブ「クレド」とは何か

　日垣センセイは2010年頃に年会費10万円の会員制クラブ「クレド」を発足させている。実質的には日垣センセイの後援会のような組織で、会員が会員同士、或いは日垣センセイ本人と親睦を深めたり、自己啓発セミナーさながらのイベントなどを開催しています。一説では日垣センセイの有料メルマガの読者*1で、日垣センセイ本人ともラジオ番組「サイエンス・サイトーク」で対談*2し、意気投合していた岡田斗司夫のオタキングex（現フリックス）がモデルらしいです*3。

　因みに、オタキングと持て囃されている岡田斗司夫の人間性については、編集家の竹熊健太郎氏が「唐沢俊一検証blogのコメント欄」で告発しています。

　クレドは日垣センセイが会員から徴収した会員費の使途がハッキリせず、2011年8月にはPDFファイルの流出騒ぎが起こるなど、運営の実態が不透明で問題ありまくりの組織なのですが……前回のエントリーで、クレド会費の使途について日垣センセイに質問したA（仮名）*4氏のことを簡単に取り上げました。以下のスクリーンショットは、後述するA氏御本人からのメールでいただいたものであり、日垣センセイのFb投稿におけるA氏と日垣センセイとの実際のやりとりの一部始終です（名前の部分が灰色で伏せ字になっているのが、A氏のアカウント。A氏御本人からの許可を得て加工しています）。

●A氏本人からの告発メール

　その後、上記のA氏から日垣センセイにクレド会費の使途を巡って質問した具体的な経緯の説明に加えて、件のFb投稿のスクリーンショット、某援助団体の年間報告書などが添付されたメールが届きました。メールをいただいたA氏には改めて感謝します。A氏の承諾も得ましたので、ここにその文面の一部を引用して紹介します。

私が今回、日垣隆氏に対しクレド会費の使途について質問したのは、かつて知人がクレドに入会し、その理由が「会費はアフリカに寄付される」というものだったからです。
人の良いところのあるその知人は、目を輝かせながら語ってくれました。知人は経済状況が厳しい中で、なんとか経済的に向上しようと必死になっていました。
知人にとってクレドとは、カジノや海外移住など浮ついたことを目指す仲良しクラブではなく、真摯な勉強会として映っていたのです。
それでも年会費10万円は大金ですし、会費は日垣氏が生活費などに使ってしまうのだろうか、という考えは知人にもありました。
そこで知人は、日垣氏にクレド会費の使途について問い合わせたのです。その結果、アフリカへの寄付という回答を得て、知人の日垣氏への尊敬は確固たるものになってしまいました。
しかし日垣氏は公式サイトをはじめ、クレド勧誘に際しそのようなことを明言したことは無いと思います。知人も、「日垣さん、そんなことなら早く言ってくれればいいのに」と笑っていました。
つまり、問われて初めて寄付であるという"設定"が出てくるわけです。

ですが、私がFBで日垣氏に問い合わせた通り、寄付であるならば具体的な寄付先やどういったことにお金が使われたかについて、寄付者に報告しなければならないはずです。
まして一人10万円の会費であればその総額は相当な金額になるはずです。多額のお金を預かるものとして、日垣氏の対応は杜撰そのものです。
知人から聞いたところによると、クレドのFB閉鎖ウォールでもそのような報告は一切無いとのことです。日垣氏がアフリカ諸国を訪問して、カジノに行った、あるいは取材と称する外出の書き込みなどはあるらしいですが、どこの病院にいくら送ったとか、ミルクをこれだけ援助したとかの記述は全くないようです。

参考までに、私が例年一定額を送らせていただいている援助団体の年間報告書を添付いたします。公認会計士の監査が入り、具体的な援助の細目が記載されていることがわかると思います。こうしたものこそ、真に信頼できる援助団体の証明であると考えます*5。

日垣氏は本当に寄付行為を行っているのでしょうか。クレド会費を全額寄付しているなら、どうしてその成果を公式サイトなりメルマガなりFBなりにきちんとした形で証明しないのでしょうか。
"わざわざおおっぴらにはしないが、実は多額の援助を裏で行っていた"篤志家という立場なのか。しかし私の知人のように、寄付だと思えばこそ貴重な10万円を払った人間もいるわけで、そこには寄付行為の証明という義務が生じるはずです。
私が思うに、日垣氏は、自分がカジノで遊んだりホテルに滞在することにより現地にお金が落ちることをもって"寄付"と称しているような気がします。
私もFBのやりとりで言及しました。クレド会費が日垣氏の収入になるならなるで別にいいのだと。そう知ったうえでお金を払うのは会員の自由だと。
にもかかわらず、日垣氏は寄付に拘泥した。しかし寄付である証明は出さない。
もし寄付でないものを寄付と称してお金を集めているなら、これは完全に詐欺行為です。
カフカエスク様にお願があります、私の日垣氏とのFBにおけるやりとりをスクリーンショットしたものをお送りしますので、こちらを主題として一本記事を書いていただけませんか。
お手数おかけして申し訳ないのですが、私の知人のように「寄付である」と思うことでお金を払ってしまう気の毒な人をとどめることができれば、と思うのです。
私自身、知人に、信頼できる援助団体は監査や具体的な使途を明確にするものだ、ということをそれとなく話しました。
知人は日垣氏を尊敬してしまっていますから、即攻撃するようなことを言ってもかえって逆効果なので、オブラートにくるんだような言い方しかできなかったのですが、どれだけ通じたか疑問です。しかもその後転居してしまったので疎遠になり、今もクレドにお金を払い続けているのかどうか、不明です。

日垣氏に騙される人は結構いるようで、その愚かさを腹立たしいと思うことも多いですが、知人を見ていると気の毒という気持ちの方が強いです。
自分自身、厳しい生活をしているのに、本当に困っている人にだったら援助をしてもいい、と考えて、10万円を払う。
こういう人がこれ以上騙されるのを防ぐために、カフカエスク様、どうかお力をかしてください。

日垣隆氏と私のFBでのやりとりの中で、日垣氏が
"Aが町山氏のグループの一員であり、証拠を顧問弁護士が入手"
という意味のことを述べておりますが、私は町山氏とは何の関係もありません。
また、日垣氏は公開範囲を限定したFBの投稿で
"裁判所の令状により6名の妨害者を特定した"旨述べていますが、
少なくとも私のところには裁判所からも日垣氏の弁護士からも連絡はありません。
例によってフカシで、裁判所の令状も顧問弁護士も存在しない可能性が高いです。
お忙しいところたびたび恐縮ですが、サイト更新に期待しております。

　
　A氏の指摘通り、日垣センセイの寄付云々は口から出まかせ、嘘八百の可能性が極めて高いです。クレドの年会費の使途が明記された決算報告書があるとか、公認会計士といった第三者の監査が入ったなどのウワサも、寡聞にして知りません。断定はできませんが、日垣センセイが寄付と詐称して会員から多額の年会費を徴収し、ほぼ全額を個人的な遊興費に当てている疑惑が濃厚です。一般誌での連載も、メディア出演も、単行本の新刊も皆無の日垣センセイは、もはや信者を囲い込む“教祖様”になっているのが実状と考えられます。それにしても、未だに日垣センセイに騙されてお布施として貢ぐ信者、もといクレド会員がいるとは。口幅った言い方で恐縮ですが、こういう人達はカルトや新興宗教に嵌って抜け出せなくなったケースに酷似しています。僕（当ブログ管理人）としても、気の毒ではあるので、彼らがこのエントリーを読んで目を覚ましていただければ、せめてこれ以上の被害者が出ないように……ということで書きました。

　さらに言うと、A氏御本人が強く否定しているにも関わらず、日垣センセイはA氏を論敵の映画評論家・町山智浩さんの一派と被害妄想全開で根拠も無く断定し、訴訟をちらつかせて恫喝するとか、やり方が稚拙極まりないです。そもそも裁判所の令状及び顧問弁護士も日垣センセイの脳内妄想の可能性が強いです。こうやって慢性的に平然と嘘をついて他者を貶めたり、自慢話をしてきたのがアレ疑惑のある日垣センセイです。A氏はごく穏当に当然の疑問を質しただけなのですが。
　

★参考文献

労働時間を減らして、所得倍増以上を果たし続けたい方へクレド特別会員 | ガッキィファイター

日垣問題の記録～日垣隆研究報告～: サイエンス・サイトーク放送内容リスト

「黙祷するならカネ送れ！」に共感 - FREEexなう。

フリックス - Wikipedia

日垣隆氏メルマガ読者の嘆き（そして、ついに醜聞までも・・） - Togetter