KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

主に作家の日垣隆、猪瀬直樹、岩瀬達也、岡田斗司夫、藤井誠二などを検証しているブログです。

Is the order a gakky fighter?ー検証・ニコ生放送『日垣隆×堀江貴文 居酒屋ホリエモンチャンネル〜メディアビジネス編〜』

・同人誌の既刊本が国立国会図書館内にて閲覧可能になっています。御興味があられる方は、同館にお越し下さい。

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.2 盗用篇」

「ガッキィハンター日垣隆検証本vol.3 雑誌・書籍篇」

「猪瀬直樹検証本 作家篇」

・同人ダウンロードショップのDLsite.comにて、同人誌の既刊「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」及び「猪瀬直樹検証本 作家篇」電子書籍が販売中です。

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・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録 〜 日垣隆 研究報告 〜」「日垣隆(Wikipedia)」「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。

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kafkaesque1924@gmail.com


・日垣センセイを「日刊サイゾー」の提灯インタビューで、「知の暴君」と賛美していたネトウヨ系ライターの浮島さとし氏。どうやら真性の日垣信者だったようです*1。道理で日垣センセイの嘘八百を何の検証もしないまま、垂れ流している筈だ……。

日垣問題の記録 ~ 日垣隆 研究報告 ~: 『情報の技術』のPDFは何部売れたのか 日刊サイゾー編

日垣問題の記録 ~ 日垣隆 研究報告 ~: 日刊サイゾー「″知の暴君″日垣隆氏がサイゾーに降臨 Web3.0時代を語る!」に対する指摘


日垣隆ホリエモンのニコ生対談

 日垣センセイが、ホリエモンこと堀江貴文氏と「堀江貴文ブログでは言えないチャンネル」内のニコ生放送『日垣隆×堀江貴文 居酒屋ホリエモンチャンネル〜メディアビジネス編〜』にて、対談したのをタイムシフト予約で視聴しましたが、予想以上に酷いというか、唖然とするほど散々な内容でした。これで864円も料金を取るのかと。例によって例のごとく、日垣センセイが無茶苦茶な妄想を「真実」として語っているものです。この手の番組は手慣れているのか、話題に具体性があり、はきはきと比較的聞き取りやすい声で理路整然と語る堀江氏とは対照的に、相変わらず卑屈な薄笑いを浮かべながらボソボソ喋る日垣センセイでした。堀江氏は立て板に水を流すような語り口ですが、日垣センセイは所々、詰まっていたのも。どうにもテンポが悪い。日垣センセイは話の内容以前に、その態度や喋り方に思わず苛々してきます。嗚呼、こうして書き出しているだけで、ストレスが……。



 出演は日垣センセイ、堀江氏の他、事実上のアシスタントの寺田有希氏の三名。収録時間は1時間38分。視聴者数(リアルタイム)最大2004人でした。全編に渡って突っ込みどころが多過ぎますが、日垣センセイによる新たな「新設定」の中で特に酷い、と考えられる部分を取り上げます。

堀江「今、日垣さんのメルマガ凄いでしょ。2万部くらいいってるでしょ」
日垣「日本じゃないんですよ、多いのは。」
堀江「なんで?」

(中略)

日垣「最初出したのは中国語版。今はタイとかベトナムとか。マレーシアとかインドネシアとか、7か国で全く別のメルマガを出しています。僕の名前で出していない。ペンネームで。中国は検閲も厳しい。料金は同じで、年間100ドルぐらい。」
日垣「(中国語版メルマガでは)一年分書いて、毎週配信している。それを各国で翻訳してもらって。」
日垣「マレーシアとインドネシアは同じ言葉。フィリピンは一番詳しいが、フィリピンでは売れないと踏んでいる。本を読まない。本屋が少ない。本が読まれないところでは、メルマガも読まれない」
堀江「中国が一番多いんですか」
日垣「中国が圧倒的に多いですね」
堀江「最初は全く知名度が無いじゃないですか。どうやって広めるのですか」
日垣「最初は……今、初めて話すんですけど、社会人になって留学生を受け入れる地域のクラブに入っていたんですけど、子供たちも小さかったんですが、日本に留学してくる学生のホームステイ先を受けてくれないかと、受け入れる所が無くて困っていた団体が、国際親善クラブみたいなところが。いいんじゃないかと、登録していたら、こう……受け入れたら、どんどん来るんですよ。一部屋、離れが空いてたんですから、どんどんどん。インドネシア人とか、中国人とか香港人とか、ベトナム人とか、ミャンマー人とか来た訳ですよ。半年とか一年とか、数カ月とかいると、こう暫くしていると、僕のことを「お父さん」とか、そういう関係になっていくんですよ。日本語もできるし、英語もできるし、母国語もできる。彼女たちが食えなくなった時に、食えるようになればいいということから、じゃあ、日本のメルマガは頭打ちになるかもしれないから、やだ。全体的に増やしたいということで、アジア市場を制覇していきたいと、分母を増やしたい全然でかいですから。その時に各国の拠点となる、その人の口座の名義でやってもらう。僕の名義じゃないんですね。確定申告はちゃんとやっていますが」

日垣「僕のことを「お父さん」と呼んでくれるホストファミリーの人たちからは裏切られない。信頼関係ができているから、全部任せられる。そういうことが特殊な事情としてあった」
堀江「どうやってその人たちは中国で読者を増やしているんですか」
日垣「まあ……広告も出しましたけど、口コミですね。華僑の会とか、そういう集まりがあるんですね。そこに加わった日本人を通じてとか、こうなんというか、そこに集まった200人くらいの華僑の会とか合同の会に、日本人や華僑の人が入っていったりするんですが、その人に頼んでビラを撒いてもらう。」
堀江「へぇー」

堀江「俺も中国語メルマガやろう(棒」

 日垣センセイが、所々詰まりながら答えていたのも、即興で新設定をぶち上げるのに一苦労していたらしいのが、よく分かりました。というか、こんな与太話、堀江氏も寺田氏も「本当かよ?」と実に神妙な表情で聞き入っていましたが……あれは真に受けていない、話半分で聞き流している「大人」の対応だと信じたいです。堀江氏が日垣センセイに話を合わせようとしていたのも、日垣センセイ及び信者へのリップサービスだったと。それでも、堀江氏が日垣センセイにメルマガの購読者数及び中国語版メルマガなどの話題を敢えて振ったのも、事件関係ブログさんの上記のツイートが切っ掛けだった可能性があります(事件関係ブログさん、ありがとうございました)。

日垣隆先生の「中国語メルマガ」に関するツイート - Togetter

日垣隆氏メルマガ読者の嘆き(そして、ついに醜聞までも・・) - Togetter

 当然ながら、上記の日垣センセイの自慢話には画面上のコメントでも突っ込みの嵐が。以下はその抜粋です。

「中国以外は日垣隆名義なんですか?」
「メルマガだけで2億円超えかよ!」
「日垣、メルマガでググれ」
「ガッキィファイターには日本語メルマガしかないんですよ。不思議ですねー」
「ほりえさん(原文ママ)、ほんとに2万部なんて信じてるの」
「しん(原文ママ)じるなよ>2億」
「中国は検閲が厳しいから別名義。じゃあ他の国は日垣隆名義なんですよね?是非読みたいので教えてください。」
「だれが翻訳してるのよ…」
「これ絶対嘘だよ(笑)。」
「誰も存在を確認できない中国メルマガw」
「他人の名義に振り込まれた金を確定申告するの」
「日本で発行して中国におくればいいだけじゃん。」
「ほりえさん(原文ママ)信じていないよね」
「うそくせえwwwwww」
「日垣 中国 メルマガ でググれ 有名なうそだから」
「ビラまくほうが危ないでしょうに」
「誰も読んだことがありません!」
「堀江さんちょっと笑(原文ママ)我慢してない?」
「中国語メルマガは、幻です!」
「大先生は文章書いても大抵意味不明だし平常だw」
「日垣は中国語メルマガなんて出してません(キッパリ」
「中国メルマガは地雷と気づいたかw」
「中国語メルマガ以外にも他国にも発行していると言ってましたよね?」

 日垣ウォッチャーの方々は、容赦なく突っ込んでいました。悉く三名から完全無視されていたのは残念ですが。

 他にも気になったのが、冒頭、寺田氏が日垣センセイを紹介した時でした。

寺田「ジャーナリストの日垣隆さんです」

 いや、日垣センセイは既にジャーナリストを廃業していますから、今更「ジャーナリスト」の肩書はおかしいでしょう。日垣センセイも知らん顔で訂正しなかったのが姑息というか、何というか。寺田氏もきちんと下調べをしていないのでは。

Good-bye, journalist!−日垣隆「ジャーナリスト廃業宣言」 - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

 まあ、それ以外でも、日垣センセイは「ライターになったのは1987年。コピーライターとかシナリオライターとかもやった」「勝谷誠彦さんのメルマガも自分がきっかけ」「この間、シリアに行ってきましたね。今だから言えますけど」などと平常運転で駄法螺を吹きまくっていました。只、その中で、メルマガを始めた動機について、こう語っていました。

日垣「メルマガはやらないと、小さい子供たちが大学に行けない。ライターになって売れなくなったら、どうしようかと」

 日垣センセイは、有料メルマガを始めたのも小銭稼ぎだったという本音を珍しく打ち明けていました。これだけは意外にも事実の可能性が。

 最後に、日垣ウォッチャーの方々による上記の突っ込み以外のコメントを紹介しておきます。

「懸垂100回やって。」
「虚言壁(原文ママ)」
「ジャーナリストなのね」
「ジャーナリスト!」
「町山軍団という幻想に悩まされるヒガキクン」
「早速ウソ来ましたw」
まぐまぐの方が日垣先生より先に有料メルマガやってましたよ〜」
「日垣先生、もうちょっと声大きく」
「ヒガキクン、キューバは赤道直下じゃないんですよ?」
「日垣先生の著書に「2002年10月から有料メルマガ開始」と明記されています」
「日垣、必死に嘘を考えてるな」
天安門事件をネットで知ったとのたまうヒガキクン」
「日垣の株の話w」
日垣隆でググれw」
「なんでヒガキ先生は、いつもウソをつくんですか?」
「大先生は出会い系にはまってるもんねw」
「大先生は町山に刷り数で嘘ついたのばらされたじゃん(笑)」
「ネットがなかったから嘘がばれなかったんでしょ」
「紙の本が好きは、初刷りで終わってますよね?」
「メルマガだって食えてないでしょ」
「ルートはいいから自分のルートを」
「日垣先生のウソは、ネットであっという間に検証されちゃいますからねえ」
「メルマガは何か国に出してるんですか?」
「行ってないから没問題ですよねー」
「他のジャーナリストの批判は良いからさ」
「でも何もアウトプットしてないですよね」
「シリアの話とパレスチナちがうでしょ」
「イランはアラブじゃないですよ日垣先生。」
「日垣先生は中東の基本を知りません。」
「アンチっていうか、基本日垣先生ってウソしか言わないんでw」
「ヒガキセンセイ、語学学校の寮の個室に籠城した話してください」
「隣の嘘つき爺さんとここまで話せるって堀江さんすごいわ」
「安倍さんと会食したんでしょ。」
「日垣先生、最近ペンタゴンに行ったんだろ?」
「嘘つき爺さんヒガキクン。」
「干されきってるから告知なんかないよね」
「肉欲カマキリ」

 これらも「大人の事情」とやらで三名からは悉く黙殺されてしまったのが、つくづく残念です。ともあれ、日垣センセイにしてみれば、「俺はホリエモンとニコ生で対談したんです!」と信者へのアピール材料に後々まで使うことができますから、それなりに満足だったのではないかと。ギャラも弾んでもらえそうでしょうから。僕(当ブログ管理人)にとっては、日垣検証のために必要不可欠とはいえ、一部始終を視聴していて、とてつもなく不快で苦痛の極致でしたが。どう考えても、日垣センセイはテレビなどのコメンテーターには向いていないなあ。実際、TBSテレビの番組「ウォッチ!」「トゥデイ」のコメンテーターも長続きせず、以後、テレビからの声が殆ど掛からなかったようですから、テレビ業界も日垣センセイは使えないと判断しているのでしょう。

 余談ながら、今回のニコ生対談を視聴していて、堀江氏の力量では日垣センセイの相手をするには、隔靴掻痒の感を否めませんでした。日垣センセイには、やはりプロインタビュアー・書評家の吉田豪氏が突撃して欲しいと改めて痛感した次第です。くどいようですが、吉田氏には是非とも日垣センセイへのインタビュー(或いは公開対談)をして貰いたいです。吉田氏なら日垣センセイの下調べも徹底的にやった上で、発言の内容をくまなく確認しつつ、新たな爆弾発言など新事実をもっと引き出してくれるでしょうから。日垣センセイ本人が忘れている過去のエピソードも発掘して、ぶつけてくれる可能性もありますので。無論、吉田氏は比較的乗り気でも、日垣センセイが難色を示しているそうなので、インタビュー実現の可能性は依然として低いのが現状でしょうが。


★参考資料

日垣隆先生の「中国語メルマガ」に関するツイート - Togetter

日垣隆氏メルマガ読者の嘆き(そして、ついに醜聞までも・・) - Togetter

日垣問題の記録 ~ 日垣隆 研究報告 ~: 日垣隆氏 リビア取材期間の齟齬

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