Little Liars!Another Storyー日垣隆vs重信メイ（番外編）

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●日垣隆が重信メイに興味を持ったキッカケは？

当ブログでは、本年1月〜2月頃まで日垣センセイと重信メイ氏との間で勃発していたトラブルを、複数回に渡って取り上げて来ました。以下は、そのエントリーです。

Little Liars!ー日垣隆vs重信メイ - KAFKAESQUE（日垣隆検証委員会）

Little Liars!Refrainー続・日垣隆vs重信メイ - KAFKAESQUE（日垣隆検証委員会）

Little Liars!Finalー続々・日垣隆vs重信メイ - KAFKAESQUE（日垣隆検証委員会）

Little Liars!Reloadedー日垣隆vs重信メイ（決戦前夜編） - KAFKAESQUE（日垣隆検証委員会）

Little Liars!Afterー日垣隆vs重信メイ（その後） - KAFKAESQUE（日垣隆検証委員会）

そもそも何故、日垣センセイは重信メイ氏に興味を持つに到ったのか。『つながる読書術』（講談社現代新書、2011年11月20日第1刷発行）P92にて、下記のような記述を発見しました。

そこでお薦めしたいのは、かつての国際的なテロリスト重信房子ーを母に持つ重信メイさんが書いた『秘密』（講談社）。類いまれな記録だと思います。
《私は、アラブ社会で生まれて育った。だが、重信房子の娘としてアラブ社会に受け入れられていたわけではない。私は、母の娘であることをひたすら隠し、日本人であることを隠して、住所を転々としながら生きてきた。私の出生はどこにも届け出られず、私には国籍もなかった》（『秘密』）
彼女は二〇〇一年四月、「母の祖国」に初めて降り立ちます。
《母たちから聞いていた日本のイメージと違うところもある。母の話では、子どもたちはみな、学校が終わったあとは夕方遅くまで路上で遊んでいるということだったし、ベイルートでも、道は子どもの遊び場だった》（同前）
たった一世代なのに、日本はこのあたりが最も大きく変わってしまいました。この本は、私自身、できる限り若いうちに読んでおきたかったと感じた一冊です。

日垣隆『つながる読書術』（講談社現代新書、2011年11月20日第1刷発行）P92

重信メイ『秘密―パレスチナから桜の国へ母と私の28年』（講談社）を読んで感銘を受けことが、著者の重信氏に日垣センセイが関心を抱くキッカケだったようです。この当時はまだ、重信氏の著作などを高く評価していたようですが……。