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●新書としては、初めて読書会を勧めている?
著名なジャーナリスト・作家の日垣隆センセイはfacebookでもtwitter(魚拓)でも11月18日に発売された自著『つながる読書術』(講談社現代新書)について、以下のような発言をしています。
最初で最後の「読書論」にして、単行本でも、また新書界全体で初の「読書会」のすすめや、ノウハウとエピソード満載。
『つながる読書術』発売開始。
http://amzn.to/uOnMzp
facebook11月20日5:25
最初で最後の「読書論」。新書界全体で初の新書界初の多彩な「読書会」のすすめ。その他、新時代に向けた読書のノウハウを満載。『つながる読書術』発売開始。 http://t.co/bSEwAF1Z
twitter2011/12/10(土) 05:33
え、日垣センセイの『つながる読書術』って、新書界全体で初めて読書会を勧めている新書なの!?
やだなあ、センセイ。僕の手元にある桑原武夫*1『文学入門』(岩波新書 1950年5月5日第1刷/1963年11月20日第31刷改版/1993年9月6日第74刷)のP131〜172には、そのものズバリ「第5章アンナ・カレーニナ読書会」と題して、読書会を大々的におススメしています。
また、紀田順一郎*2『現代人の読書』(三一新書 1964年6月23日第1版第1刷/1984年1月31日第1版第11刷)のP47〜48でも「グループ読書」として、やはり読書会の意義を紹介されています。
まあ、日垣センセイの「僕は初めて○○をしたんですよ!」という自慢話は、有料メルマガのクレカ課金といい、足利事件の冤罪報道といい、大抵はセンセイ本人の妄想か嘘八百か、単なる勘違いなんだけど……。
それでも、センセイの虚言に騙されちゃう人は絶えないんだよなあ。
★参考資料
Amazonカスタマーレビュー「蟷螂が蝶に空の飛び方を教えるが如し」
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